2012年4月14日土曜日

電子書籍が売れないわけは…。

いわゆる電子書籍には好奇心しかなかったけど、岩波文庫が出たとの情報があった時に、がぜん欲しくなった。岩波文庫がファンってほどではないんですが、しっかりした本なら入れときたい。

電子書籍はデバイスが色々あって課金方法もバラバラで、配信も不安定で、本に比べて高い値段(実物がない。装丁などの楽しみがないわりに別に安くもない)と言うイメージですから。
しかも、果たして手に入れて持つのかいな?いつの間にか使えなくなっちゃうんじゃないって言う不安がある。かつラインナップが読み捨てっぽいイメージがあって、わざわざ手間をかけてちょい読みな本を手に入れたってしょうがないや、と思っていたのです。
今でもイメージは変わらないけど。ああそうか、やっぱり欲しい本が少なかったんだなと思いました。

とは言えこう考えてみると、まだまだ条件付きと言う感じかな…。


本ってジャケ買いっていうか装丁も結構大事で、これなら高くても欲しいという造りの本も多い。
文字の段組みもリズムの一つで味わいが違う、活字の質にも好みがある、内容とあっている造りが必要で、現在の電子書籍はその辺りのセンスが考えられていない印象ですね。

本は単なる情報じゃないんですよね。商品です。
お酒に例えればアルコール入ってれば良いでしょとかじゃないでしょ?味、香り、喉越し、パッケージ、イメージ、歴史、など総合的な作り方をされている。それで商品になっている。

電子書籍が売れないのは、そういった商品としての力が弱いからじゃないかな。